Sustainable Development Goals
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた国際社会共通の目標です。
アサヒ商会グループは、創業当初から社会問題の解決、地域社会への貢献活動を行ってきました。
戦後間もなくの住宅難の時代には、当時としては画期的な社員寮の整備や無償の食事提供に始まり、その後も、地域の高齢者を招いてのゴルフ教室などを行ってまいりました。
近年では、SDGsへの関わりに、より一層の力を入れて取り組んでおります。
2017年より『輝く子供たちプロジェクト』を進めているのは、その一環です。
アサヒグループの支援活動について
(1)ベトナムでの小学校校舎の寄贈
ベトナム南部チャビン省で小学校を寄贈しました。それまで簡素な仮設校舎で学ん でいましたが、鉄筋コンクリート造の新校舎になりました。
また、書籍やスポーツ用品の寄贈を通して、現地の子供たちと交流を深めました。ベトナム小学校開校式
(2)函館市でのIT教育・英語教育への支援
若い人の教育に寄与し優秀な人材育成を願い、函館市でのIT教育・英語教育への支援として、ITプログラミング教室などで使う液晶ディスプレイや教材を用意しました。(3)函館市への公衆衛生振興支援、家庭教育サポート事業支援
函館市への公衆衛生振興支援、家庭教育サポート事業支援などを行っております。
今後も、ますます重要になってくる社会課題の解決に、グループ全体として積極的に取り組んでいこうと考えております。
BCP活動について
アサヒ商会グループは、様々な状況の中でも、お客様、お取引先様、従業員などの各ステークホルダーと安定的な関係を保てるよう、事業継続計画(BCP)を構築し、下記のような取り組みを行っております。
(1)地震・停電時の継続性
各地のガソリンスタンドでは、自家発電設備と備蓄軽油により、地震・停電時でも給油可能な設備を保有しております。
災害時には、救急車両や公共機関、報道機関等へ優先的に燃料を供給し、災害時のライフライン確保に努めており、経済産業省の「住民拠点サービスステーション」に認定されております。
各ガソリンスタンドでは、地震等の非常時の緊急連絡先や非常用マニュアルを各地域の立地環境に即し、店舗毎に計画策定し、周知しております。
また、グループ内で大型タンクローリーを用意することで、被害地域にいち早く燃料供給する体制を敷いております。
その他、各ゴルフ場においても自家発電設備と発電機用燃料を備蓄しております。
これらの結果、東日本大震災、熊本地震、北海道でのブラックアウトなどの近年の災害時に、早期復旧や燃料供給の維持に役立ちました。
(2)本社機能の継続性
災害時に備え、本社の基幹システムは、函館、小樽、東京と距離を持った3拠点に冗長化して稼働しております。
北海道胆振東部地震の際にも冗長化したサーバーにより、本社機能の早期復旧をすることができました。
また、本社では従業員の安全確保のためにも、自家発電機、発電機用燃料、食料、飲料、非常用暖房、非常用備品等を備蓄しております。
災害後においても、安全第一の面から、一次的な状況把握はドローンにより巡回・情報収集しております。
(3)燃料供給の継続性
中東情勢の急変など世界的な情勢変化の為に、石油製品の輸入に突発的な問題が生じた際にも、安定的に燃料供給を継続できるよう、大型備蓄基地を有し、常に一定水準の石油製品を保有しております。これにより、お客様へ安定的な燃料と安心をお届けできるよう努めております。(4)金融面の継続性
ガソリン・軽油・灯油等の燃料供給インフラ・生活インフラのネットワークを支えるため、金融機関と提携し、緊急時のコミットメントラインを締結することにより、災害時等においても、安定的に事業を継続させることができるよう備えております。